今回は当ブログの献立記事でも度々登場している【万能 塩鰹茶漬け(三角屋水産)】の使用例と、塩鰹についてのリライトです。
【万能 塩鰹茶漬け】は、簡単に言うとお茶漬けの素であります。
静岡県伊豆半島の定番土産で、観光地や道の駅などに売られていた記憶です。
私は2016年春の伊豆旅行で冒頭写真のお試しサイズを初購入したところ、ネーミング通りの万能さで色々使えるため、後日レギュラーサイズ(以下参照)を買いに行ったお気に入り商品であります。
塩鰹(しおかつお)とは
塩鰹とは西伊豆の伝統的な保存食で、かつおに塩を漬け込んで乾燥させたものであります。
その塩鰹を利用した西伊豆のご当地グルメが「塩鰹うどん」となります。
上写真は西伊豆松崎町「麺屋 井むら」さんの塩鰹うどんで、店先には塩鰹が吊るされていました。
汁なしうどんにネギ、かつお節、ごま、大根おろし、温泉玉子などが乗っており、食べるときに混ぜ混ぜします。
あっさりしているので食欲がない時、軽く食べたい時にはぴったりかと思いました。
こちらのお店では食べ終わりの頃、塩鰹の小さな塊が具材の中から発掘されるので、もし注文する機会があったら気にしながら食べてみるのも良いかと思います。
ただし、塩鰹自体はものすごく塩っぱかったです。
万能 塩鰹茶漬けを使ったうどん・そうめん
お茶漬けの素ですが、お茶漬け以外にもご飯にかけたりチャーハンの味付け、冷奴のトッピングにも使えます。
今回は観光地の店員さんイチ押しの「うどんがいちばん美味い!」の言葉通り、自宅で【万能 塩鰹茶漬け】を利用した塩鰹うどんについて書き留めてみました。
冷やし塩鰹うどん
作り方は、麺を茹でたら塩鰹茶漬けと好みの具材をトッピングするだけの手軽さです。
上写真は夏に作ったので、間違えて茹でた麺を流水で冷やしてしまったので冷やし塩鰹うどんとなっております。
お店のような豪華トッピングは無理なので、冷蔵庫にあったカニカマ・海藻サラダ・ゴマを増量して混ぜ混ぜして食べました。
麺を冷やしちゃったからどうかなぁ。。。と恐る恐る食べたところ、具材も少ないせいもありますが、あっさり風味でスルスルと食べれて美味しかったです。
ちなみに通常のオススメ具材は卵の黄身です。
私はレアに近い卵はそれほど好きではないので自宅では敬遠してますが、お店で食べたものは美味しかったです。
塩鰹そうめん
そうめんでも試してみました。
茹でたそうめんに塩鰹茶漬けと余っていたきゅうりを乗せただけの手軽さです。
きゅうりはののじ サラダおろしを使って細かくしました。
お茶漬けの素をかけておりますが、お湯は注がず、そのままそうめんと万能塩鰹茶漬けときゅうりを絡ませて食べました。
塩鰹茶漬けの塩っけが味気ないそうめんに絡み、さっぱり食べられて美味しかったです。
ただし、塩鰹茶漬けは塩っぱいので入れ過ぎ注意です。
私は塩鰹茶漬けに限らず、お茶漬けの素が大好きでご飯のふりかけ替わりにも使っているため、麺つゆで食べるそうめんよりもお茶漬けの素で食べるほうが好みでありました。
【万能 塩鰹茶漬け】には、永谷園のお茶漬けの素のような「あられ」は入っておりません。
そうめんに関しては麺が細くて柔らかいので、「あられ」の入ったお茶漬けの素の方がカリっとした食感がアクセントになって良さそうかと感じた次第であります。