<2024年8月更新>
親知らず抜歯後、普段通りの食事が出来るまでの経過を綴っております。
口腔外科の先生は、「1週間は痛いけど、2週間すれば唐揚げやトンカツが食べられるよ!」なんて言ってくれたけど、自分には当てはまらず1ヵ月かかりました。
抜歯直後から長く続いた記録もようやく終わりが見えてきました!
今回は、柔らかいものなら抜歯側でも噛めるようになったものの、何となく怖くて遠慮がちに食べていた前回の続きとなります。
追記として、抜歯後の食事における提案も加えました。
抜歯後の経過と食事記録
抜歯後25~26日目
柔らかい物なら、かなり気にならないほど咀嚼できるようになりましたが、抜歯した穴に食べかすが詰まることを恐れて相変わらずご飯は柔らかめで炊いていました。(柔らかいご飯だと食べかすが詰まりにくく、詰まっても比較的取り出しやすかった)
抜歯後25日目の昼めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・エビカツ+ミニトマト
・みそ汁
そろそろヒレカツが食べられるかも。。。と思ったものの、念のため柔らかそうなエビカツ:140円(税抜)にしてみました。
抜歯後25日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)
・うなぎ蒲焼
・キャベツと椎茸の蒸し焼き
・ごま豆腐
私にとって、元気の源であるうなぎ蒲焼(一人分)がスーパーにて半額の249円(税抜)だったので、更なるパワーアップを図るため前週に引き続き購入してみました。
キャベツと椎茸の蒸し焼きは、具材をオリーブオイルで炒めてコンソメや乾燥ハーブなどで味付けして蒸しただけ。
スーパーのうなぎ蒲焼の美味しい食べ方は以下の記事にて紹介済みです。
抜歯後26日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・豆腐ハンバーグ
・キャベツと椎茸の蒸し焼き
・菜の花の胡麻和え
豆腐ハンバーグ:321円と菜の花の胡麻和え:149円(3割引)はスーパーのお惣菜で旦那とシェア。(価格は税込)
菜の花の胡麻和えが食べられれば、もう大丈夫かもと思いました。
最近のお惣菜は柔らかくて美味しく作られているので、心配して購入しなかったものでも案外食べられたかもしれません。
抜歯後27日目、虫歯治療をお願いするも。。。
抜歯前の診察時、親知らずと接触している隣りの奥歯が虫歯になっており、虫歯を治療するには親知らずを抜かなければならないと言われました。
虫歯は親知らずの先端と奥歯が接触している部分で、レントゲン写真で見ると素人の自分が見ても判るくらいに黒い影が出来ていました。
口腔外科の先生の見立てでは、神経を抜くかもしれない程の虫歯だと言われました。
その時に虫歯治療の時期を伺ったところ、抜歯から2週間後という事でしたが、それは2週間後にトンカツや唐揚げが食べられるくらいに回復されている方限定だと思いました。
進行した虫歯だと周辺歯茎に麻酔を打たれる可能性が高いので、抜歯した傷口はもちろん周辺歯茎に腫れや痛みがあるうちはとても虫歯治療は無理だと思い、歯科医でも傷が落ち着いたら来て下さいと言われていたため、口腔外科の先生の言った2週間を大幅に上回ってしまいました。
もし親知らずの隣りの歯が虫歯になって治療が必要な場合、その人の回復程度や虫歯にもよりますが、自分の場合は1ヶ月後くらいが治療時期だったと感じた次第であります。
覚悟を決めて挑んだ虫歯治療でしたが、歯科医の先生が改めて診察したところ虫歯はないとの事でした。
口腔外科では奥歯の詰め物の下が虫歯になっていると言われ、紹介状にも虫歯治療をお願いする内容が書かれていたため、レントゲン写真で見た黒い影が気になり、余分な治療費覚悟で詰め物を外してもらったけど虫歯は存在せず。
最終的には歯科医の先生に手鏡を渡され、自らの指で自由奔放な歯並びをむき出しにして「抜いた親知らずと接触していた奥歯の部分がレントゲンでは黒くなってて、そこが虫歯だと指摘された!」と主張したところ、「それは摩耗だ!」とようやく黒い影の正体が判明。
奥歯は長年横向きの親知らずと接触していたせいか部分的に磨り減っており、その部分がレントゲンでは黒い影となって写ったのではとの判断でした。
そのため恐れていた虫歯治療は免れ、新たに詰め物の型を取り直してようやく一段落ついた感じとなりました。
抜歯後28日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・餃子
・ポテト&生ハムサラダ
餃子:420円とポテトサラダ:115円はスーパーのお惣菜で、生ハムサラダはフリルレタスの上に余ってた生ハムをのせただけ。(価格は税抜で共に旦那とシェア)
歯に具材が挟まりやすい餃子や生野菜も復活。
全体的に柔らかいメニューですが、ある程度の咀嚼が可能になったので食事量も抜歯前に戻りました。
もともと固い食べ物は噛めないし、負担があるため普段から柔らかい食事が多めです。
前日、スーパーで購入したレンジで温めるだけのキムチ鍋は白菜の芯だらけのハズレ品でした。
さすがに固い芯だらけの鍋は、咀嚼に負担を感じました。
加えてひと月近く抜歯側を庇うような咀嚼をしていたせいか、両側で噛めるようになったものの咀嚼にはぎこちなさが残りました。
見た目は小さな子供が食事をしているような感じで、飲み込みなどのジェスチャーが他人からすると滑稽に見えるのでは。。。という感覚があり、外食はもう少し後になってからの方が良さそうかと感じました。
抜歯後29日目
朝食時、クロワッサンを普段通りに食べられるようになっていました。
柔らかめで炊いていたご飯にも少々味気なさを感じ始め、抜歯から1ヶ月経過した頃には普通のご飯に戻しました。
前週までは普通のご飯では抜歯後の穴に詰まると取るのが大変でしたが、翌週にはうがいをすれば取れたので、傷口も少しは浅くなったかもしれません。
親知らず抜歯後、普通の食事ができるまで
口腔外科の先生は2週間と言ったけど、自分の場合は4週間でした。
これは親知らずの生え方や口腔内の環境で個人差があると強く感じました。
私は人より治りが遅いタイプなので、抜歯後の深い穴も本当に塞がるのか不安であります。
ネットで検索すると半年~1年との記載がありましたが、抜歯前の食事ができるまで一般的な期間の2倍を要した自分は1年は掛かるのではないかと思い、もう暫く抜歯後の経過に注意していきたいと思います。
抜歯後の食事にお勧めな介護食
抜歯直後は食べられるものが限られるため、当時は病院で食べたやわらかい食事が恋しかったです。
今となって思うことは、やわらかダイニングの「ムースやわらか宅配食」というものを利用すればと感じております。
やわらかダイニングは、噛む力が弱くなった方向けの宅配食です。
やわらかレベルは以下の3段階となっております。
①程よい柔らかさ:固いものや大きいものが苦手な方向け
②お箸でほぐれる柔らかさ
③スプーンでつぶせるムース状
抜歯直後なら、③のムース状がまさに病院で食べたような食事内容かと思われます。
普段の食事に比べると食費はかかってしまいますが、一時的な期間だし、抜歯直後は本当に食べられるものが限られます。
当時、やわらかい宅食の存在を知っていたら、是非とも利用したく感じたので改めて追記した次第であります。
上記の他に、『ベネッセのおうちごはん』でも、ムース状のおかずを含めた「冷凍やわらか食」があります。
比較して自分好みのものを選ぶのも良いかと思いました。
『あんしん相談室‐宅配ごはん案内‐』では、郵便番号を入力するだけで、自宅に配達可能な宅食を検索することができます。
やわらかい介護食にも対応しているので、気になる方は是非チェックしていただけたらと思います。
以上、抜歯後の食事にお勧めな、ムース状介護食の紹介でした。
以上で、親知らず抜歯後の経過と食事記録は終了といたします。