柔らかいものなら抜歯側でも噛めるようになったものの、何となく怖くて遠慮がちに食べていた前回の続きとなります。
親知らず抜歯後、普段通りの食事が出来るようになるまでの経過を書き留めておりますが、今回で最終回となります。
抜歯後の経過と食事記録
抜歯後25~26日目
柔らかい物ならかなり気にならないほど咀嚼できるようになりましたが、抜歯した穴に食べかすが詰まることを恐れて相変わらずご飯は柔らかめで炊いていました。(柔らかいご飯だと食べかすが詰まりにくくて、詰まっても比較的取り出しやすかったです。)
抜歯後25日目の昼めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・エビカツ+ミニトマト
・みそ汁
そろそろヒレカツが食べられるかも。。。と思ったものの、念のため柔らかそうなエビカツ:140円(税抜)にしてしまい。
抜歯後25日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)
・うなぎ蒲焼
・キャベツと椎茸の蒸し焼き
・ごま豆腐
うなぎ蒲焼は、スーパーのパックうなぎを洗って酒をふってグリルで焼いただけ。
キャベツと椎茸の蒸し焼きは、具材をオリーブオイルで炒めてコンソメや乾燥ハーブなどで味付けして蒸しただけ。
私にとって、元気の源であるうなぎ蒲焼(一人分)がスーパーにて半額の249円(税抜)だったので、更なるパワーアップを図るため前週に引き続き購入してみました。
スーパーのパック鰻の美味しい食べ方は以下の記事にて紹介済み。
抜歯後26日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・豆腐ハンバーグ
・キャベツと椎茸の蒸し焼き
・菜の花の胡麻和え
豆腐ハンバーグ:321円と菜の花の胡麻和え:149円(3割引)はスーパーのお惣菜で旦那とシェア。(価格は税込)
菜の花の胡麻和えが食べられればもう大丈夫なのかと思ったり。
最近のお惣菜は柔らかくて美味しく作られているので、心配して購入しなかったものでも案外食べられたかもしれません。
抜歯後27日目、虫歯治療をお願いするも。。。
抜歯前の診察時、親知らずと接触している隣りの奥歯が虫歯になっており、虫歯を治療するには親知らずを抜かなければならないと言われました。
虫歯は親知らずの先端と奥歯が接触している部分で、レントゲン写真で見ると素人の自分が見ても判るくらいに黒い影が出来ており、口腔外科の先生の見立てでは神経を抜くかもしれない程の虫歯だと言われました。
その時に虫歯治療の時期を伺ったところ、抜歯から2週間後という事でしたが、それは2週間後にトンカツや唐揚げが食べられるくらいに回復されている方限定だと思いました。
進行した虫歯だと周辺歯茎に麻酔を打たれる可能性が高いので、抜歯した傷口はもちろん周辺歯茎に腫れや痛みがあるうちはとても虫歯治療は無理だと思い、歯科医でも傷が落ち着いたら来て下さいと言われていたため、口腔外科の先生の言った2週間を大幅に上回ってしまいました。
もし親知らずの隣りの歯が虫歯になって治療が必要な場合、その人の回復程度や虫歯にもよりますが、自分の場合は1ヶ月後くらいが治療時期だったと感じた次第であります。
覚悟を決めて挑んだ虫歯治療でしたが、歯科医の先生が改めて診察したところ虫歯はないとの事でした。
口腔外科では奥歯の詰め物の下が虫歯になっていると言われ、紹介状にも虫歯治療をお願いする内容が書かれていたため、レントゲン写真で見た黒い影が気になり、余分な治療費覚悟で詰め物を外してもらったけど虫歯は存在せず。
最終的には歯科医の先生に手鏡を渡され、自らの指で自由奔放な歯並びをむき出しにして「抜いた親知らずと接触していた奥歯の部分がレントゲンでは黒くなってて、そこが虫歯だと指摘された!」と主張したところ、「それは摩耗だ!」とようやく黒い影の正体が判明。
奥歯は長年横向きの親知らずと接触していたせいか部分的に磨り減っており、その部分がレントゲンでは黒い影となって写ったのではとの判断でした。
そのため恐れていた虫歯治療は免れ、新たに詰め物の型を取り直してようやく一段落ついた感じとなりました。
抜歯後28日目の晩めし
・白ご飯(柔らかめ)+梅
・餃子
・ポテト&生ハムサラダ
餃子とポテトサラダはスーパーのお惣菜で、生ハムサラダはフリルレタスの上に余ってた生ハムをのせただけ。価格は税抜で共に旦那とシェア。
・餃子:420円
・ポテトサラダ:115円
具が歯に挟まりやすい餃子や生野菜も復活。
全体的に柔らかいメニューですが、ある程度の咀嚼が可能になったので食事量も抜歯前に戻りました。
もともと固い食べ物は噛めないし負担があるため普段から柔らかい食事が多いのですが、前日にスーパーで購入したレンジで温めるだけのキムチ鍋は白菜の芯だらけのハズレ品で、さすがに固い芯だらけの鍋は咀嚼に負担を感じました。
加えてひと月近く抜歯側を庇うような咀嚼をしていたせいか、両側で噛めるようになったものの咀嚼にはぎこちなさが残り、見た目的には小さな子供が食事をしているような感じで飲み込みなどのジェスチャーが他人からすると滑稽に見えるのでは。。。という感覚があり、外食はもう少し後になってからの方が良さそうかと感じたり。
抜歯後29日目
朝食時、クロワッサンを普段通りに食べられるようになってました。
柔らかめで炊いていたご飯にも少々味気なさを感じ始め、抜歯から1ヶ月経過した頃には普通のご飯に戻しました。
前週までは普通のご飯では抜歯後の穴に詰まると取るのが大変でしたが、翌週にはうがいをすれば取れるので傷口も少しは浅くなったかもしれません。
親知らず抜歯後、普通の食事ができるまで
口腔外科の先生は2週間と言ったけど、自分の場合は4週間でした。
これは親知らずの生え方や口腔内の環境で個人差があると強く感じました。
私は人より治りが遅いタイプなので、抜歯後の深い穴も本当に塞がるのか不安であります。
ネットで検索すると半年~1年との記載がありましたが、普通の食事ができるまで一般的な期間の2倍を要した自分は1年は掛かるのではないかと思い、もう暫く抜歯後の経過に注意していきたいと思います。
追記:宅食という食事選択
抜歯直後は本当に食べられるものが限られるため、当時は病院で食べたマッシュ状の食事が恋しかったです。
1週間もお粥メインの食事が続くと免疫力も低下するのか、寝込んでしまう日もありました。
今となって思うことは、せめて抜歯直後の1週間は、やわらかダイニングの「ムースやわらか宅配食」というものを利用すればと感じております。
やわらかダイニングは、噛む力が弱くなった方向けの宅配食です。
やわらかレベルは以下の3段階となっております。
①程よい柔らかさ:固いものや大きいものが苦手な方向け
②お箸でほぐれる柔らかさ
③スプーンでつぶせるムース状
抜歯直後ならば、③のムース状がまさに病院で食べたような食事内容かと思われます。
普段の食事に比べると食費はかかってしまいますが、一時的な期間だし、抜歯直後は本当に食べられるものがなかったため、当時やわらかダイニングの存在を知っていたら、是非とも利用したく感じたので改めて追記した次第であります。
以上で、親知らず抜歯後の経過と食事記録は終了といたします。