<2024年8月更新>
親知らず抜歯から1ヵ月後、ようやく今まで通りの食生活に戻れたと思い安堵していたら、食事中に舌を噛んでしまうことが増えました。
前回記事でも記載済みですが、口腔外科で親知らずの隣りに虫歯があると言われたものの、かかりつけ歯科医で改めて診てもらったら虫歯はありませんでした。
その際、虫歯の疑いのある奥歯の詰め物を剥ぎ取って確認したので新たに型を取り直し、仮詰めの状態が1週間ほど続いている時の出来事です。
きっかけは黒はんぺんフライ
親知らず抜歯から1ヶ月経過し、食べたかった黒はんぺんフライを食べていた時、思いっきり舌べらの左奥を噛んでしまいました。
これをきっかけに、ちょっと油断すると同じところを噛んでしまう事が続きました。
最初のひと噛みが強かったのでダメージも大きく、最初の1週間は舌全体が膨張して痺れているような感覚でした。
私は今まで食事中に舌を噛んでしまう事は滅多になかったため、抜歯・もしくは仮詰めの詰め物の影響かと思い、早く歯医者に行きたかったのですが、歯科医の院長が体調を崩して治療が2週間も先延ばしになっていました。
恥ずかしながら食事中に舌を噛んでしまうのは、テレビやタブレットを見ながらの「ながら食い」状態の時がほとんどでした。(今まではながら食いでも噛まなかった!)
そのため、舌を噛むようになってからは食事(咀嚼)に集中するようにしたところ、だいぶ舌を噛んでしまう回数は減りました。
でも、それは噛んでしまった時の痛みと恐怖による緊張感で、根本的な改善になっているかは分かりませんでした。
食事中に舌を噛んでしまう理由
2週間遅れとなった歯科医での診察時、舌を噛んでしまう事を告げたら「新しい詰め物を付けたら治まるのでは。」との事で様子見となりました。
私の場合、抜歯した親知らずが左下顎の埋伏歯(上は僅かに出ていた状態)だったため、抜歯した事で奥歯との間に隙間ができ、その隙間に舌が入って上の親知らずで噛んでしまうとの事でした。
加えて私は開咬のため、前歯での噛み合わせができない分、奥歯での噛み合わせが多いことも同じところを噛んでしまう要因として挙げられました。
ただ、親知らず抜歯からまだ3ヶ月も経過していないし、舌べらも少しずつ学習して噛み合わせも変化するのでしばらく様子を見ることを勧められました。
最終的にどうしても気になるなら、今度は舌を噛んでしまう上の親知らずを抜歯するという案を出され、恐れをなした私はこれを機に「ながら食い」はやめようと感じた次第であります。
ちなみに親知らず抜歯から数日は、噛み合わせに明らかな違和感がありました。
咀嚼できないストレスのせいか、就寝中も歯を食いしばっている事が続きました。
日にちと共に食いしばりも治まりましたが、しばらくするとまた食いしばっている日が続いたりもしました。
ほとんど埋まっていた歯で、さほど役に立っていないかと思っていましたが、無理やり引っこ抜いた歯の隙間が落ち着くにはもう暫く時間がかかりそうで、改めて親知らず抜歯のダメージが大きいことに気付かされました。
その後、新たな詰め物も入れ直し、ようやく私の親知らず抜歯治療は終了となりました。
今回の抜歯をきっかけに、今更ながら歯列矯正の大切さを身をもって感じております。
若い頃、歯科医で提案された時に話だけでも聞けば良かったと思います。
当時はまだ歯周病もなかったので、今となっては無駄使いしていた時間とお金が勿体無い!
そう思うなら今からでも。。。と感じたりもするのですが、なんとも悩ましい問題です。
過去を悔やんだり、色々と考え込んでしまう時期もありましたが、まずは以前のように思いっきり黒はんぺんフライを食べられる日を目指したく思います。
以上、親知らず抜歯後におけるトラブル追記でした。